胡蝶のオラクル

日々いろいろな世界から入ってくるチャネリングを書いてます

私の知ってるローエングリンの物語

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鳥が翼で

飛んでるみたいな雲。

 

 

中学生の頃

 

「大聖堂へ向かうエルザ」

という曲を

吹奏楽で演奏したのですが

 

 

 

 

そのオペラに

翼を失う

男の人が出てくるそうなんです。

 

 

 

 

私は

一回聞いただけの

この物語が大好きで

 

何度も何度も

そのオペラを見つけたくて

色々な言葉で検索したけれど

見つかりませんでした。

 

 

 

「翼 失う」

だと

歌詞とか、ポエムとかが

出てくるし。

 

「翼 消失」

だと進化論の解説が出てきたり。

 

 

 

 

 

「大聖堂 エルザ」で検索すると

 

「エルザの大聖堂へと向かう行列」

がヒットし、

まさしく同じ曲だったので

オペラも調べました。

 

 

 

私が

探していたのは

 

ワーグナー

ローエングリン」という

オペラでした。

 

 

 

 

 

 

 

ところが

あらすじを読むと

 

私の記憶と

全然違う…。

 

 

 

そもそも主人公に

翼が生えてないし…

 

あれれ…??

 

 

 

 

 

 

いろんな公演のあらすじを

調べても

 

私の愛する物語と

同じのがない。

 

 

 

 

(´・ω・)

 

 

 

 

 

 

ワーグナーローエングリン

いいけど。

 

私のローエングリン

何処に。

 

 

 

というわけで

 

ZENの頭の中に

なぜか長年生き延びていた

ローエングリン」を

世間にお披露目します。

3、2、1、どうぞ。

 

 

 

 

 

*〜*・*〜*〜・〜*〜*・*〜*

 

 

昔、むかし。

ベルギーのあたりに

王様がいました。

 

王様は自分の老い先の長くないことを

知っていました。

 

 

そして

 

悪者が

王位を狙っていること、

 

さらに

その悪者が虎視眈々と、

王様の娘のエルザを

策略に利用するため

狙っていることに

勘づきました。

 

 

 

さあ大変だ。

王様、どうしよう。

 

 

 

 

王位と

娘エルザの命を守るため

 

王様は

エルザを

ある青年と結婚させることに決めました。

 

その青年が

ローエングリンです。

彼は

キリストの血を受けた聖杯で

聖杯で…どうしたらそうなるのか忘れたけど

 

とにかく

聖杯で何かしたら

神様と同じ力が手に入るのだそうです。

聖杯で水でも飲んだのでしょうか。

 

 

とにかく!

ローエングリン

神様くらい強いのでした。

どんな大男でも一撃で倒してしまう。

 

 

 

エルザは

命は狙われるし

よく知らない男と

突然結婚させられるしで

明日への不安でいっぱいです。

 

 

美しく荘厳でありながら

どこかしら

不気味さと不安を感じる曲

「エルザの大聖堂へ向かう行列」とともに

運命を受け入れ

 

 

 

かの有名な結婚行進曲…。

 

(パパパパーン…はメンデルスゾーン

ワーグナー

て〜らったた〜ん♪  てぃ〜らったた〜ん♪

の方です。)

 

 

 

 

 

 

一生かけてエルザの命を守ることと

彼女と結婚することを承諾した

青年ローエングリンですが

 

 

結婚して夫婦になった後も

寝室に2人で入ることはできないと

念を押しました。

しかも

その理由を

エルザに話してはくれませんでした。

 

 

命を守ってもらう側のエルザはともかく

ローエングリン本人は

よくそんな条件で

独身捨てる気になったなと思うのですが

 

 

 

2人は

毎晩別の部屋で寝て、

それ以外では

互いに思いやって

幸せな新婚生活を送っていました。

 

 

 

 

 

 

ところが

とうとう

悪者が動き出しました。

 

 

なんのいちゃもんだか、

エルザにでっちあげの罪を

なすりつけて

死刑にさせようとしました。

 

 

 

 

悪者とエルザの言い分に

白黒をはっきりさせるため

近日中に

決闘が行われることになりました。

 

 

 

 

 

エルザの無実を証明するために闘うのは

もちろん

ローエングリンです。

 

 

 

 

 

 

 

だけど

この人

本当に大丈夫なんでしょうか。

 

死にかけた親父が

どっかからか連れてきた

もとは知らん男だし。

 

聖杯がなんとかって話も

自己申告だし。

 

かなり強いらしいけど

結婚してからは

闘ってるところを

エルザは見ていないし。

 

 

 

 

 

エルザは

ローエングリンの強さを

信じます。

 

 

 

しかし

決闘の日が近づくにつれて

夫に対する釈然としない気持ちは

むくむくと大きくなります。

 

 

タイミングを見計らい

悪者は

エルザをそそのかします。

 

 

 

 

ローエングリン

国王との約束があるから

決闘を引き受けたのだろう。

 

ローエングリン

お前と結婚したのは

王位が欲しいからだ。

 

ローエングリン

本当にそこまで強い男であるならば

他の女がいないはずがない

 

しかも

妻であるはずのお前を

寝室に入れないそうじゃないか。

 

ローエングリンは、

お前を愛していないんじゃないのか。

 

ローエングリン

もしかしたら

明日になって

お前を裏切り

決闘を放棄するかもしれないぞ。

 

 

 

 

 

 

 

エルザは

悪者の言うことに

聞く耳を持たないようでいて、

毎晩、一人きりになると

ローエングリンと一緒にいられない寂しさと

不信感に苦しんでいました。

 

 

 

いよいよ明日が決闘。

エルザは

ついに

冷静さを失って

 

 

そっと様子をうかがい、

気づかれないよう

夫の部屋を覗いてしまいます。

 

 

 

 

 

エルザは息を呑みました。

 

 

真夜中だというのに

眩しいほどの光が

ドアの隙間から飛び出して、

 

ベッドに目をやると

寝ているローエングリンの背中には

まっ白に光り輝く

大きな翼が

生えていたのです。

 

 

 

 

 

 

なんてこった。

 

 

 

 

 

 

 

エルザに裏切られた

ローエングリン

翼を人間に見られてしまったことで

翼と神の力を失ってしまいました。

 

 

 

これが

決闘の一週間前とかなら

もう一回聖杯で力がもらえたのでしょうか。

 

でも

もう夜が明けて

決闘の当日を迎えました。

 

 

 

ローエングリン

ただの人間の身で

マッチョ(だと思う)な悪者と

闘わなければならなくなってしまいました。

 

これは気まずい。

エルザどんまい。

 

 

 

 

 

 

 

ローエングリンとの約束を

先に反故にしたのは

エルザですから

本来なら

ローエングリン

エルザと離婚して

決闘を放棄しても

いい立場です。

 

 

しかし

彼は

決闘をしました。

 

馬から突き落とされ

槍で跳ね飛ばされながら

敵の油断した刹那

鎧の隙間に剣を差し込み

 

自らの力だけで

血みどろの闘いを制します。

 

 

 

〜*・*〜・〜*・*〜

 

 

 

こうして

ローエングリンの怪我が治ったら

もう羽ないから

寝る部屋の電気も消せるし

エルザもいい加減に

愛されてるとわかったろうし

悪者は死んだし

そのうち王位も継承して

2人で幸せに暮らしました

めでたしめでたし。

っていうのが

私の聞いた気がした

ローエングリンだったのですが

 

 

オペラ「ローエングリン」は

全然違う話のようです。

 

 

 

 

 

 

 

エルザが

裏切ってしまうところは同じで

ローエングリン

素性を明かさないし、

聞いてはならないってことを

約束させたそうです。

 

羽も生えていないし、

決闘は神様の力を使って一撃で敵を倒して、

裏切られたら

鶴の恩返しみたいに

帰ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

エルザの気持ちの揺らぐところが

私の好きな場面なので

どっちの話も好きですが

 

ローエングリン

よりかっこいいのは

 

自分を裏切ったエルザのために

自力で闘うほう…かな