胡蝶のオラクル

スピリチュアルなめかけ、霊感高まりかけ、占い好きの素人が、現在進行形で直感とヒラメキの使用例を報告します。

特発性過眠症 診断まではどのように?

 

特発性過眠症の診断基準は

ICSD-3(International Classification of Sleep Disorders – Third Edition :睡眠障害国際分類第3版)

によって定められたものに

従うのが最新のようです。

 

 

特発性過眠症

という用語が

原因不明の過眠症という意味で

用いられていた時期があったそうですが

今では診断基準がはっきりしています。

 

 

 

問診

まずは

問診…患者からみると自己申告ですが

夜起きている、寝不足などの

昼間眠くなる原因がないことを

確かめます。

 

 

 

追記します。

この時に、生活リズムの自己申告だけでなく

他の病気の可能性が排除されるかを確認します。

血液検査や脳検査などの検査を行います。

必要な検査が何かはお医者さんが判断しますが、

私たち患者自身も、眠気が隠れた病気のサインである可能性を心に留めて眠気以外の体調変化に注目しておくと原因の見落としのリスクが減らせるかもしれません。心当たりのあることは眠気と関係なくともお医者さんに伝えると良いと思います。

 

    見落としたくないことの例

脳出血 *脳腫瘍

*交通事故などの強い衝撃の後遺症

*過眠症とは別の脳疾患、神経疾患

*癌

*糖尿病

うつ病

*環境や心理的な要因

*薬の副作用

など。

 

 

 

 

PSG 

夜寝ているのに

昼間眠いなんて変だなぁ

となったら、

睡眠ポリソムノグラフィー検査(PSG)

をするため一晩検査入院して

夜の眠りが

邪魔されていないかどうかを

確かめます。

よく知られている睡眠時無呼吸症候群など、

寝ているようで寝られていない類の病気なら

この検査でわかります。

 

 

PSGで

朝まで脳も身体もぐっすり眠っていることが

かると

 

さて、ますますおかしいなと。

狭義の過眠症が疑われます。

(ただし、

    過眠症であっても夜間の不眠を

    伴う場合もあるようです。)

 

 

 MSLT

そこで

なんの過眠症なのか判別するため

 

レム睡眠(夢を見るときの脳波)の

発現のタイミングと

 

寝てくださいと言われてから

眠るまでの時間

(要するにどんだけ眠いか)

を知るために

 

MSLT(反復睡眠潜時検査)という

検査をします。

 

ベットのある部屋で

昼間朝から夕方まで過ごし、

検査技師さんか看護師さんが

2時間起きに

「寝てください」と言うので

その度に、お言葉に甘えて寝ます。

 

5回昼寝して、

平均8分未満の時間に眠っていると

病的な眠気と判断されます。

過眠症です。

 

この検査で

5回昼寝したうち、

寝入りばなに

レム睡眠が2回以上出現すると

ナルコレプシーと診断されます。

 

 レム睡眠が出現しないか、

しても1回だけのときに

特発性過眠症と診断されるようです。

 

 

 

このように

特発性過眠症の患者さんは

問診や検査を繰り返して

特発性過眠症以外の過眠症を

除外しながら、

最後に残った

それ以外の人ということができます。

 (追記:脳出血や事故などをきっかけに睡眠障害の症状が始まった人で、原因が明らかでもその症状に応じた種類の過眠症の診断を受けている方もいるようです。)

 

 

しかしながら、

 

上記の流れで検査しても

特発性過眠症そのものの症状が

何もわかりません。

 

 

レム睡眠関連症状が

特発性過眠症にも多少あることを考えると

一回の検査での

レム睡眠の出現頻度で

ナルコレプシー特発性過眠症

分けることは

あまり意味がないような気もします。

(実際に私は

   モディオダール特発性過眠症

    処方されなかった時期に、

    検査をやり直して

    ナルコレプシー

    診断名を変えましょうかと

    提案してもらったことがあります。

    もう一度検査したら

     入眠時レム睡眠が2回発現するかも

     しれず、もしもそうなれば

     ナルコレプシーということに

     なるからです。)

 

 

レム睡眠の出現頻度による

判別では、

病院を変えるたび、

再検査をするたびに

たまたまその時の

入眠時レム睡眠の出現頻度によって

診断が変わることもあり

グレーゾーンが広いと思います。

 

 

特発性過眠症

夜間ぐっすり、ぐっすり寝ており

起きるのがとても大変で、

昼寝をたくさんするという疾病なのだから

 

そのことを確かめてもらえなければ

患者としては

なんのための客観的検査なのか

わかりにくいです。

 

(だって、

   大事なことは全部

   問診の自己申告で、

   入院してまでやる検査の結果は

   ことごとく異常なしなのだから

   病気だってことがわかりにくいですよ。

   はっきし言って、

   誰かに説明するとき、しにくいです。)

 

 

実際に検査を控えている方と

お話しすると、

「検査の間

    寝ていい時間以外に

    起きていなければならない。

    そんなことできるか不安。」

 

とおっしゃる方がいましたが、

それはもっともだと思います。

 

看護師さんは

2時間起きに寝てくださいと

言いに来ますが、

その20分後に起こしに来るのです。

実際はマイクの音声だったりしますが。

 

特発性過眠症の人は

起きられないから

医者にかかっているのに。

なんじゃその検査はと

思うことになります。

 

1日に5回も起こされて、

しかも1時間半後まで

寝るなと言われて

コーヒーもランニングも禁止です。

 

 

 

 

MSLTが

特発性過眠症の診断に

適していると言い難いことは

一応、指摘されていたようです。

 

 

MSLTの最後の睡眠の後に

起こされずにそのまま寝てよくて、

24時間以上PSGを行う検査が

必要だとされています。

 

 

診断基準の変化

ICSD第2版から第3版の改訂

 

2013年、

ICSD-2 :睡眠障害国際分類第2版が

ICSD-3 :睡眠障害国際分類第3版

へとバージョンアップされました。

 

特発性過眠症について、

過去の第2版では

先に紹介したような流れで

MSLTの検査をし

ナルコレプシーを除外した上で

 

 

 

さらに細かく

 

夜間睡眠が

10時間以上であるものを

「長時間睡眠を伴う特発性過眠症

特発性過眠症典型例)

 

夜間睡眠が正常から10時間未満のものを

「長時間睡眠を伴わない特発性過眠症」と

 

2つに分類していました。

 

 

 

改定後の第3版では、

相変わらずMSLTはするのですが

寝てくださいと言われてから

眠るまでの時間が

8分未満で

 

かつ、

 

24時間の総睡眠時間が

11時間以上

 

それか

腕時計型の記録媒体

アクチグラフィーで

7日間記録をとり

1日の平均した総睡眠時間が

11時間を超える

 

という条件が追加されました。

 

 

 

 

実際に検査はできるの?

 

検査を円滑に受けるには

コツがあるようです。

 

 

 

24時間のPSG検査を受けるといっても

それができる場所は限られます。

アクチグラフィーも、

必要と判断されて

貸し出してもらえることが

あるようですが、

全ての患者さんが身につける数は

ないと思います。

 

ほとんどの人は

従来どおり

問診とPSG、MSLTによって

診断を受けているようです。

 

 MSLTを受けないで

特発性過眠症

診断が確定する方もいらっしゃいます。

その場合は

睡眠日誌と問診により

3ヶ月以上継続して

睡眠時間が10時間以上だと

確認されているようです。

 

 

 

 

検査をしなければ

なんの病気か、

そもそも病気なのかどうかもわからないので

どうしようもないのですが

 

検査しても

診断がつかないとなると困るので

配慮したいことがあります。

 

 

PSGとMSLTは

同時(PSGを夜やった次の日にMSLT)にやるのが望ましいのですが、

 

病院の空き状況や自分の都合によって

連続でできないことがあります。

 

 

ちょっと日をずらせばいいだけなら

待とうと思いますが、

例えば

 

PSGだけなら2ヶ月待ちだけど

MSLTもセットなら半年待ち…とかだと

「それ受験終わるやんか」

みたいな話になりますよね。

 

 

待つべきか、待たざるべきか

それが問題です。

 

 

 

これは私の考えですが、

特発性過眠症なのかナルコレプシーなのか

自分ではよくわからない、

もしくは

特発性過眠症らしい

という自覚がある人は

 

焦らされますが

連続で2種類の検査ができる日を

予約して待った方が良いかもしれません。

 

 

というのも、

検査で特発性過眠症だとわかったところで

たいしたメリットはありません。

自分が安心する程度です。

(もっとも、そこ重要だけど)

 

薬が上手に効くのは

特発性過眠症の患者さんの

半数程度です。

 

まして、

明らかに重度の状態なら問診だけで

診断が降りることもあります。

 

 

 

治療のほとんどは

睡眠日誌の記録と生活リズムの持ち直しなど

検査結果にこだわる必要のないものです。

 

あせって検査する理由がありません。

特発性過眠症の場合、

検査してもしてなくても

治療の中身はそんなに変わりません。

 

(小声ですが、現在のところ

   たいした社会的サポートもないです。)

 

既存の患者会の入会に、

検査結果が出ている必要はありません。

 

 

 

 

PSGとMSLTを

全然別の日に行い、

平均睡眠潜時が8分周辺で

グレーゾーンになると、

前日の睡眠不足を疑われて

検査が二度手間になることがあります。

 

検査は必要なことを調べるためにするのだから、

必要なことを知ることができないようでは

やる意味がありません。

お金と時間がもったいないです。

そこから予約を入れなおしたら

またいつ空き状況が出るかわかりません。

 

 

 

 

一方で、

確かに脱力発作があるなど

自覚症状が

ナルコレプシーに近い方は

 

PSGだけでも

さっさとやってしまっても

いいかもしれません。

気持ちが楽になりますし、

もし

睡眠時無呼吸症候群でしたとなれば

MSLTはやる必要がなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

レム睡眠が高頻度で出現するなら

後回しにしたMSLTをやってから

すぐに診断がおりるかもしれません。

 

バラで予約を入れてもよさそうです。

 

 

それに、

PSGと問診だけで

見込みで早めに診断してもらって

薬を処方してもらえば、

ナルコレプシーであれば

有効な可能性が

特発性過眠症よりは高いです。

 

効果があるなら

少しでも早く薬を処方してもらった方が

楽になります。

それならあせりがいがあります。

 

 

また、

眠気の強さや

脱力発作の状態によっては

緊急性が高いですから

安全のためにも

さっと治療を開始した方が

良いと思います。

 

 


追記します

 

情動脱力発作のないナルコレプシーと長時間睡眠を伴わない特発性過眠症は入眠時レム睡眠の回数が2回以上か2回未満かで分類されますが、PSGの後にMSLTを続けて行った場合でPSGで入眠時レム睡眠が確認されたとき、MSLTで記録された入眠時レム睡眠にその1回を加えることになりました。
したがって、特発性過眠症なのか、ナルコレプシーなのかをはっきりさせたいと考えるならば2つの検査は続けて行った方が良いようです。

 http://majinemusugi.hatenadiary.jp/entry/2017/03/30/205011

 

 

検査しなくては

わからないことではありますが、

検査の予約もかなり待たされます。

 

早さをとるか、

確実さをとるか、

もし迷ったら

 

どちらの検査で

自分の睡眠の特徴がつかめそうか

自分で考えるのが一番いいと思います。

 

 

 

怠けだとか

寝すぎだとか

夜更かしだとか

 

いろいろな言葉のせいで

自分の体調を気にする感性が

麻痺している部分も

あるかもしれませんが。

 

 

 

ノンレム睡眠が過剰に出現していれば

本人はなんとなくそんな気がするし、

 

レム睡眠に移行しやすければ

それもなんとなく思い当たると思うんです。

 

もちろん、

あてが外れることもあるでしょう。

 

でも、

自分の感覚が

検査の結果よりも

信用できるようでないと

自分で自分の治療はできません。

 

 

検査は、

ただのその日の参考ですから。

 

 

 

もし

眠くないはずの数値が出ても

自分が辛いと思うなら

辛いってことで。

それでいいと思います。

 

 

 http://majinemusugi.hatenadiary.jp/entry/2017/03/29/112846

 http://majinemusugi.hatenadiary.jp/entry/2017/03/28/231135

http://majinemusugi.hatenadiary.jp/entry/2017/03/28/235252

http://majinemusugi.hatenadiary.jp/entry/2017/03/29/005325

http://majinemusugi.hatenadiary.jp/entry/2017/03/29/184005

http://majinemusugi.hatenadiary.jp/entry/2017/02/16/165958