胡蝶のオラクル

直感を使ったことを記録します。予感することから、確信することまで。

血まみれの女の人を閉め出して母にすがった夢

両親の実家は近いので

子どもの頃は

父の実家にも母の実家にも

盆正月に帰ることができました。

 

 

父の実家は商店で

お菓子がたくさん置いてあり、

新しい物も多いので

子どもが遊びやすくて自由でした。

 

母の実家は百姓家で

昔からの調度品が置いてあり

自由に物を触れないうえ

雰囲気が古くて暗かったです。

躾に厳しいのも母の実家でした。

親戚の出入りが激しく

知らない大人がたくさんいました。

 

そんな母の実家は

子どもの頃の私にとって

少しだけ怖い場所でした。

 

 

 

母は、

自分の両親よりも

父の実家の人たちに

我が子が懐くので

ちょっと寂しかったかもしれません。

 

 

 

 

 

母の実家

「おばあちゃんの家」と

呼んでいた家ですが

 

 

芝生の庭があり

いとこ兄弟とそこでよく遊びました。

家の中は怖いけれど

庭石を跳びながら遊ぶのは

とても楽しかったのです。

玄関は引き戸でした。

 

私の背丈は

目の高さが

その取っ手くらいでした。

 

 

 

 

 

 

この家で過ごしている夢です。

 

まだろくに話せないような

小さな子どもの頃に見た夢で、

覚えている中で最も古い夢です。

 

 

 

 

 

 

 

庭で遊んでいました。

なぜだか公共の公園みたいに

知らない人もたくさんいて、

大人も子どももまじって

芝生の上で過ごしていました。

 

 

白い犬が

どこからか入って来ました。

ポメラニアンのような

犬です。

 

 

みんなが犬に気がつくと

小さな犬はうなり声をあげて

突然近くの子どもたちに

噛みつき始めました。

痛がって泣き叫ぶ子どもの声と

逃げまどう人々の悲鳴で

庭はめちゃくちゃになりました。

 

犬は噛みついた人を

容赦なく振り回し

動けなくさせました。

 

逃げ遅れた人を

次々に捕えていきました。

 

私も、必死で逃げました。

他の人や木のかげに隠れて

犬に標的にされないよう

動き回りました。

 

 

 

どう猛な犬は

だんだんと大きくなり、

牙を剥いた

恐ろしい形相の狛犬になりました。

 

捕まったら、

他の人のように

殺されてしまうから

私は玄関に向かってダッシュして

家の中に逃げ込みました。

 

そして

扉を大急ぎで閉めて

鍵をかけました。

 

 

 

 

ガラスの外では

動ける人はみんな逃げていなくなって

 

最後に残った女の人ひとりを

狛犬

何度も噛みついて

 

その人の身体が浮くほど

顎でひっぱり

庭中を引きずり回しているのが

見えました。

 

 

 

 

芝生に血が滴って

赤くなっていました。

 

 

 

 

 

瀕死の女の人は

見ている私に這って近づいて

閉まった玄関にすがりつきました。

 

「開けて!開けて!」

「入れて!」

「お願い!鍵を開けて!」

 

 

女の人は

顔全部が血でべったりしていて

長い髪の毛が貼りついていました。

 

目の中だけ

血がついてなくて、

そこだけ白くて

見つめられたときに

とても怖くなりました。

 

 

 

 

狛犬はどこかに行きましたが

まだ近くにいるかもしれません。

 

扉を開けたときに

狛犬が入って来たら

自分も殺されてしまうと思いました。

 

 

女の人が

私に何度頼んでも

私は鍵を開けませんでした。

 

 

 

女の人は

最初から懇願するように

鍵を開けてと言っていましたが

 

だんだんと

諭すような口調になっていきました。

 

 

私がどうしても絶対に

鍵を開けないでいると

 

突然

「どうしても開けないんだな。

    ならば、この扉は一生開かなくなる。」

と言いだしました。

 

別人みたいになりました。

よく、大人が子どもを躾けるとき

最初は物や適当なごまかしで

釣ろうとしますが

それがうまくいかないと

突然脅しに転じますよね。

ああいう感じです。

 

 

 

 

私は狛犬よりも

その女の人が怖くなりました。

 

 

「それでも開けないのか!」

と念を押され黙って頷きました。

 

 

「一生出られなくなるぞ。

   一生だ!」

 

一生、安全な家の中にいられるのが

いいに決まっていると思いました。 

 

「扉が開かないと

   家に何も入らないぞ。

   人も、友だちも。

   水も。」

 

「それから食糧も!」

 

食糧!

それは困る。

死んでしまうと思いました。

 

 

友だちもいなくていいし

それに水がないと人が死ぬなんてこと

まだ知りませんでした。

水は水道から出るから

家にずっとあると思いました。

 

 

でもお腹が空きすぎたら

死ぬと思いました。

(あんぱんまん見てたから?)

食糧なんて単語

知らないはずなのに

 

なぜか意味がわかって

パニックになりました。

死んじゃう、大変だと思いました。

 

 

鍵を外すかどうか

考え直す間も無く

「食糧も!」と強く言って

その女の人は消えました。

 

 

 

 

 

 

私は

どうしよう、どうしようと

慌てました。

 

お腹が空いていつか死んでしまう。

これは大変だぞと。

 

 

 

すると、

台所の勝手口から

お母さんが帰って来ました。

 

 

 

私は

おばあちゃんにも

幼稚園の先生にも

伝わるように喋れませんでした。

お母さんしか

私の言葉を聞き取れませんでした。

 

先ほど庭で起きたことを

お母さんに話しました。

 

 

 

(外に、噛む犬がいるよ!)

 

「いないよ。」

お母さんは窓を開けて

外を見せてくれました。

男の人と女の人が

並んでゆっくり歩いていました。

 

 

 

 

 

(ドアが開かないよ!)

 

「今、開いたよ。」

お母さんは

勝手口のことを言いました。

 

 

 

(向こうのドアが開かないよ!)

 

「そうなの。

  こっちのドアが開くから

  大丈夫よ。」

お母さんは

全然気にしていませんでした。

 

 

 

 

 

「食べ物がなくなって

   死んじゃうよ!」

 

 

「今お母さんが

   買い物に行って来たから

   大丈夫よ。」

お母さんは買いもののビニール袋を

見せてくれました。

 

私は買い物一回分の袋を見て

(これだけで

    おばあちゃんになるまで

    お腹が空かないでいられるのかな)

と不安になりました。

 

 

でも、

お母さんが大丈夫って言ってるから

大丈夫なんだろうと思って

安心しました。

 

お母さんがいて良かったと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の旦那

 

職場の6年生の卒業式。

革靴をもって出かけて行きました。

もっとも、彼のクラスは

インフルエンザが出ていて

卒業式見ないそうです。

まだ出勤は続くけど、

1年間お疲れ様でした。