胡蝶のオラクル

直感を使ったことを記録します。予感することから、確信することまで。

泉の精霊と軍服を着た私の夢

私にとって1番印象深い夢です。

とても長いです。

4000字を超えてます。

 

 

この夢は特徴的で、

自分の視点が

登場人物の間で

くるくると入れ替わるんです。

 

 

 

寒くも暑くもない

夜の砂漠に

(砂丘のある砂漠ではなく

   干からびた地面の砂漠です。)

 

一本の木が生えていました。

 

その木が、

「私」なんです。

 

 

クレヨンしんちゃんじゃないですが、

「木ごっこ」をして遊んでるんです。

 

 

とはいえ、

一緒にいる彼氏でもない

知らない同世代の男の子は

(知ってる気もする。

    現実の知り合いではない)

私がやってることがなんだか

まるきりわからないので

不思議がって何しているか

尋ねます。

 

でも、私は

答えないんです。

木だから。

 

 

 

 

動かない遊びをしているとか、

喋らない遊びをしているとか、

言い当てようとしていると

遠くから

小鳥がやって来ます。

 

 

私の意識は男の子に移ります。

小鳥を捕まえたら

彼女、喋るだろうかと考えました。

 

そう思って小鳥に手を伸ばしたときに

自分が彼女と同じポーズになったから、

(この人は

    小鳥を捕まえようとしていたのか)

と思います。

 

小鳥は彼女の手の甲にとまって

少し休んでから

またすぐに飛びたって行きました。

 

 

結局、小鳥を捕まえるでもなく

手を顔に近づけるでもなく

小鳥を好きなように飛びあがらせたので、

捕まえようとしたのではないと。

 

ところが

(私は小鳥を捕まえた)

(私は小鳥を捕まえない)

 

と言う意味のようなものが

テレパシーみたいに聞こえてきて、

 

禅の言葉ではないけど

捕まえようとすると捕まらない

ってことなのかなとか

 

捕まえようとしないでもなく

すでに捕まえているとか

 

 

とにかく

よくわかんないけど

わかんなくてもいいやって

思ったら

彼女は本当に木になってしまって。

 

 

 

さっき小鳥がとまった

手というか、

もう枝なんだけど。

 

その枝が指し示す方向に

ふと目をやると

人間の彼女が

背中を向けて

歩いて行くところだった。

 

 

その彼女は

要するに私だから、

旧姓の苗字で呼びかけて

男の子は呼び止めようとするんだけど

 

現実の私もそうだけど

この人そういう時

絶対に人の言うこときかないから

どんどん歩いて行って

 

高い岩山がそびえているところまで

まっすぐ辿り着いて

洞窟の入り口までやって来ました。

 

 

 

 

 

岩山が崩れたら危ないし、

そうでなくても

知らないところに近づくのは危険だから

 

大声で呼び止めようとして

何度も名前を叫ぶけれど

振り返られもせずに

置いてけぼりにされます。

 

 

 

 

 

 

 

 

洞窟に迷いなく入るところから

意識は私自身になります。

 

 

入り口は立ってくぐれたけど

どんどん道は狭くなって

地底深くに向かって

傾斜も大きくなります。

 

 

はるか頭上の入り口から

男の子が戻って来いよと

呼んでいるのが聞こえてきて、

その声の響き方で

だいぶ進んできたなと見当をつけます。

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ道が狭くて

大きめの石をどけたりしないと

入り込めないところまで来て、

手こずっているところに

男の子が追いつきました。

 

木のときと違って

彼と会話ができます。

 

 

「ここが通れる。」

「こんな狭いところ通るの?」

「奥で石をどける。

   その石を上に運べるくらいの

   隙間が欲しい。」

「ここは一枚岩だよ。」

「じゃあ、崩れないからこのまま行く。」

 

 

 

 

足を突っ込んで

腕で身体を押して

洞窟を降りていきました。

 

 

 

 

狭い穴を通り抜けると、

立って歩ける広い空間が現れて、

下に向かう階段まで

用意されていました。

 

 

 

 

私は

前に書いたことのある軍服姿でした。

でも上官ではなくて

作業服のような

薄っぺらい服でした。

軍官というよりも

アウトローの兵隊でした。

 

でも、

しっかりした武装をしていました。

洞窟をくぐるときも

装備を取り外したりしながら

必要に応じて手で運んでいたのです。

 

男の子は普通のシャツとズボンでした。

しょうがないから

ついて来たようです。

細身の人で、

私が通れるところは

彼もどうにかして通り抜けていました。

私は勝手なやつで、

心配してついてきてくれているのに

何も手伝いませんでした。

 

 

 

 

 

階段を降りると

サーカス団の舞台のような

大きな地底空間が広がっていました。

 

壁や天井が濡れて

水が循環し、潤っていました。

 

 

平らな足もとにも

浅く水がはっていました。

 

私は

ブーツでそのままジャブジャブ入り、

男の子は

乾いた階段のステップから降りずに

様子を見ていました。

一瞬だけ意識が男の子に移動して、

(なんでこの人

   こんな場所知ってるのかな)

と思いました。

 

 

軍服の私が

空間に進みでると

 

水の精霊みたいなのがたくさん現れて

噴水アートみたいに

踊り始めました。

水琴のような音色もします。

 

 

何十人もの人型の人形です。

水でできた人型。

それが床の水から立ち上がり、

軍服の私を誘う。

一緒に踊ろう。

一緒に遊ぼう。

 

 

湿った壁面に吸い込まれて

また現れたり、

床から首だけ出したりして

面白そうに笑っている。

 

 

 

 

ふざけて水鉄砲を飛ばしてきたり

体当たりの寸止めをしたりして

じゃれつこうとする。

 

でも軍服の私は

見ているだけで

何もしなくて、

しばらくしてから

「遊ばない。

    お前らの親玉に逢わせろ。」

と叫ぶ。

 

 

 

 

 

 

水の精霊みたいなのが、

ちょっと残念だけど

仕方ないね、みたいな顔をして

床と壁に消えていきました。

 

 

それらが消えた後、

1人だけ裸の女の人の姿が

はっきりと立ち上がって

軍服を着ている私と向き合いました。

 

複数穴があるタイプの噴水で、

中央の穴以外の水が塞がるときに

中央の穴の水だけが

高水圧で高く上がるじゃないですか。

ちょうどあんなふうに

1人だけ最強のやつが現れた感じです。

 

 

 

水の精霊ではなくて、

はっきりと人間の形をしていました。

 

でも、喋りませんでした。

 

 

 

 

そして、親玉だけど

やってることが

さっきまでと変わりませんでした。

 

 

軍服の私のことを

見つめて、微笑んで、

 

一緒に遊ぼうとして

 

遠ざかったり

近づいたり

手を差し出したりしました。

 

 

 

 

 

 

軍服の私は

相手が自分に慣れたところで

不意打ちで殺そうと企んでいました。

 

 

近づいたときに

顔や胴体を

はたいて感触を確かめました。

 

 

 

 

裸の女は

はたかれても弾かれても

まったくダメージを負わなくて、

 

 

噴水の水みたいに

透きとおって

また元どおりの形になりました。

 

 

 

軍服を着た私は

殺意を隠して

相手の誘いにのったふりをして

見つめ返して

じゃれたふりをして

触り方、というか…はたき方を

強くしていきました。

 

 

胴体を真っ二つに切り裂いても

2人に分かれてまた融合するし、

 

床に倒しても

すぐ横から新しい身体で再生するので

裸の女は何をされても平気でした。

 

 

むしろ

そういうのを

(遊んでもらってる)と

思っているらしくて

喜んでいて、

 

軍服の私を

自分の発生源である

泉の端まで歩かせました。

 

 

洞窟の中の

とても美しい泉で、

オーロラ色に輝いていました。

 

裸の女は

泉に半身を浸からせて

水と一体になっていました。

 

泉の女は

軍服の私が持っている

小型の銃に興味をもって

初めて私から目をそらして

両手で銃を調べ始めました。

 

赤ちゃんが

その辺にあるものを

手にとって触るような感じです。

 

私は引き金に指をかけて

銃口を女の顔に向けて

そのまま好きに触らせました。

 

 

撃ち込もうと思って撃ち込むと

心を読まれる気がしたので、

 

話しかけて喋っている間に

ランダムなタイミングで

指を考えなしに動かそうと思いました。

もしくは女が自爆するのを

待てばいいと思いました。

 

でもそれを

頭の中でも

はっきりと考えないくらい用心して

無心になろうとしました。

 

 

 

殺意をカモフラージュするために

お喋りを始めました。

 

泉の女は

日本語を理解するようには

見えないので

適当に思いついたことを言いました。

 

「これは面白いよ。拳銃。好きかい。

    あげるよ。化け物。

    死ね死ね、いい子だ。お前がいるから

    全部がうまくいかない。

    やっと死なせられる。

    楽に生きられる。」

 

 

女が銃口を万華鏡のように

熱心に覗いているので

引き金を引くために力を込めると

 

手首を

つかまれるというか、

手首までの全てを

拳銃ごと水で包み込まれて

怪力で引っ張られました。

 

 

 

 

 

 

 

夢の意識の視点が

階段の男の子に移り、

 

軍服の彼女が

裸の女に捕まって

水の中に真っ逆さまに

転落していく瞬間が見えました。

 

 

 

 

 

あっという間に。

新体操のリボンを

頭の上で回すかのように

軽々と。

軍服の女の子は

泉の中に放り込まれてしまいました。

 

 

 

 

 

以来、

軍服の私は

夢に出てこなくなりました。

これは、

大学生のときにみた大切な夢です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の旦那

 

お疲れ様の慰労会です。