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眠すぎる! 特発性過眠症 眠すぎる!

2017年からは過眠症は関係なく旦那の行動観察と自分の気分を書きます。特発性過眠症の方は、記事の内容に関係なくコメント下さい。お友だちになりましょう。

授業中の金縛りがどうしても解けない

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Eternal Cocoon stage against my will

(私の意に反する永遠のサナギ段階)

 

スマホだと判りにくいですが、

白ヌキで小さな目があります。

 

授業中の眠気は中学生の頃から始まりました。

参観日の数学でプリントにヨダレを垂らし、

起きたら授業は終わってプリントを回収。

後ろから回して来いと言われましたが

私のプリントを重ねると

前後のクラスメイトのプリントにヨダレがしみてしまうため、重ねないで後から提出しようとして

友達の分だけ回しました。

先生が気が利かない人で、一枚足りないと言って誰だと騒いだので、一枚自分の分だけもっていかざるをえませんでした。

それでも重ねることはできなかったので、黙って見せましたが、「濡れちゃったのか。じゃあ、この上に。」と裏紙を挟んで対応したのですが、

これが全部参観を解散する前、親も生徒もみんな静かに見ているところでだったから嫌でしたね。

学習塾も眠くて、散々寝てました。

中学生のときに困っていたのは、眠気だけ。

病気とは思わず、はっきし言ってまだそんなに困ってなかった。

ヨダレだけ、恥ずかしいので困ってました。

垂れる瞬間にすすりながら起きるときの音も、多分教室に響いてただろうし。

ほかの患者さん、困ってませんか?

私、学生時代、ヨダレでめっちゃ困りましたが…

机にハンカチ敷いたりしてたよ。

金縛りは一回だけ、昼寝しているときにありました。

 

高校生になると、授業はほとんど寝ていて、

事実上、受けていません。

チャイムで起きて、「起立」の号令のときだけ寝ぼけて挨拶して、休み時間寝て、また挨拶して、また寝る感じです。

 

だから、英語は得意だったのですが、中学1年までしか習ってなくてあと全部独学みたいな感じでした。

 

7時間授業の学校でしたが、

その中でトータル1時間起きているかいないかというところ。

5分休みは寝ているし、

昼休みも寝ていました。

 

私はラーメン好きですから、

学食の日替わり麺を大盛りにして食べるのが

1日の楽しみだったんですよ。

ある日友達から「お腹いっぱい食べるから眠くなるんじゃない?」と言われ、

そのまま昼は食べないようになりました。

全くお腹空かないのです。

 

私はダイエットしたいわけではないですが、

眠り込んでしまうことは

相当なコンプレックスでした。

友達からの言葉は、傷ついたというよりも

「あ、なるほどね」

と合点がいった感じで。

その日を境にまともな食事をしなくなりました。

 

だいたい3カ月くらいで生理が止まりました。

食事と関係あるかどうか分からないのですが、

手足を掻きむしっていました。

寝ている間に無意識のうちに掻くんだか、

パジャマは血だらけになっていました。

学校指定の白いソックスも血でした。

しつこくカサブタを剥がすからですね。

最初はカサブタを剥がしていただけだったんですが、

だんだんに同じところを延々と掻いて

新たな傷をどんどん作るようになりました。

あの時は虫さされだと思っていました。(アホだから。)

ジーンズを履いてもその上から掻きむしって

血だらけにしてしまう。

しかも血がベトベトに付いて乾燥したジーンズ布は

さらに硬くなりますから、それを使って掻きむしるとさらに傷が深くなる一方。

 

というわけで、

半ズボンをはくようにしました。

自分なりに傷が治るように意識しようとしたんですね。生なら掻きむしらないだろうと。

甘かったです。

ジーンズのときは無傷だった太もも

まだまだ掻きむしってました。

 

傷口を見た友達がびっくりするし。

 

絆創膏が貼りきれる大きさの傷ではないので

基本治るのをひたすら待つ。

でも、また掻きむしっちゃう。

 

ある日、

塾で私より成績がいい女の子(そんなにたくさんはいないのよ)で気取ってて好きじゃない奴が階段かなんかですれ違ったとき、

別に友達じゃないからお互い挨拶するわけでもなく

通り過ぎようとしたんですが、

気のせいか、足の傷をじっくり見られた感じがしたんです。

なんだか馬鹿にされたようで気分が悪く、

本気でもう搔きむしるまいと思いました。

それから、足はキレイになりました。

良かったですね。

私は嫌いな人に馬鹿にされるとやる気が出るらしいですね。

現在はいい人に囲まれいて、無気力です!

 

話が横道にそれますが、

大学生くらいでテレビのいじめかなんかの特番で

主人公の子が腕を掻きむしってるところを見て

母親が「〇〇ちゃん!」と叫んで娘を抱きしめるシーンを見ました。

その頃の私は「は?手足を掻くのは普通じゃないの?」と思ってました。

 

そういう、普通だろって思うふてくされた気持ちを

客観的に見直して、

目の前の子どもたちのヘルプサインを

見過ごすことがないように気をつけている。

今は自分が先生で、立場が変わったから。

 

 

とにかく、高校時代は

眠い、眠い。

眠気を止めるためなら悪魔に魂を売り渡してもよいくらいでした。

キンカン、目薬は序の口で、

朝飯、昼飯抜き。(生理が止まったあと食べ始めたけど美味しく感じない)

 

休み時間に延々と顔を洗い、

目が覚めて欲しいからフラフラ歩く。

 

それでも眠い。

 

普通のウトウトと違いますよ。

(普通のウトウトを経験したのは、就職してからですが、あれは快感ですな。あれとこれとが他人に混同されてたのかと思うと涙が…)

 

私のイメージは、

ゴミ処理場にある、超強力電磁石です!

 

鉄を含むゴミをガッチャンガッチャン、

はりつける奴ですね。

 

あれが、机と頭を固定する感じ。

筋力では抗えませぬ。

 

そいでね、

意識、あるの。

 

机にね、頭付いてるでしょ?

誰も私が起きてるなんて思わないでしょ?

でもね、声聞こえるの。

 

例えば、

「席でこの列、前から答えを言って。」

とか先生が言ってたら、自分が当てられるってわかるでしょ?

 

だから起きようとするじゃない?

でも、

当然のように、

私をとばして次の人が差されたりするんです。

名前を呼んでももらえんのです。

それが、分かるんです。

聞こえてるんです。

「起きてますよ。」って言いたいですよ。

でも、言えないんです。

頭上がらんのですよ。物理的な意味で。

 

そして、

学校の先生にこれだけは伝えたい。

 

絶対、絶対、寝てる本人のこと、

寝てるから聞いてないと思って授業中に

話のネタにしたり

いつ起きるだろうね、なんて言ってクラスメイトに

注目させたり

せんほうがいいですよ。

 

聞こえてますからね!

 

世の中には、

授業中に金縛りを起こす睡眠障害の生徒が

おるんですよ。

 

あなたが金縛りを経験したことあるならお分かりでしょうけど、

 

気合いで金縛りはとけんのですよ!

 

 

授業に参加できないことを、

どんな思いでやり過ごしているか考えて下さいよ。

 

私は、勉強は大好きだったんですからね!

授業だって、身体が言うことききさえすれば、

起きてたかったんですからね!

 

私だけじゃなくって、

抗鬱剤で眠たくなってた友達だって同じ気持ちと

思いますよ!

 

 

 

高校1年、2年のときはこんな感じで

体育以外全部寝ていた。

 

机に頭を押し付けると、

どういうわけか胃の中に空気が入って気持ち悪くなるのですが、それが数年間ずっと続いた。

胃の不快感が空気のせいだと分かったのは、

大学の障害児医学の授業で、胃ろうのためのカテーテルを自分で飲み込んで空気を入れたからです。

 

高校3年になるといよいよ眠気は

受験のために深刻な問題となりました。

ただ、今思えば、学力的にはあんまし問題なかったと思う。

どっちかっていうと、娘が寝ているからダメだという母親の思い込みに振り回されたのが全ての失敗だった。

母親を無視して自分のペースでのんびり勉強してれば、第一志望の学科も受かったと今では思う。

 

ただ、当時の私は

「この眠気はどう考えても異常だ。これさえなければ。」

という悔しさに苛まれていました。

そして、

親が言うように自分は学力が低いと思っていた。

だから、焦りすぎてしまった。

 

 

 

眠気が自分の意思の弱さによるものなのか、

それともナルコレプシーなのか…?

 

判別したいという思いもあり、

上履きの中に画鋲を入れて授業を受けた。

 

授業が終わって目が覚めると、

画鋲はどっかにいっていた。

 

クラスメイトが怪我をしたら大変だと思って、

慌てて探した。

なんのことはない。

自分の足の裏に刺さっていた。

結構、抜くのに力が必要で苦労した。

 

手が動かなくなって、化学の成績が悪くなり、

親も頼れないと分かったので、

病院にいかなければならないと考えた。

 

生き残るために戦争を仕掛けるのに似ている。

それが平和を作ると思ってやっているわけではない。

 

睡眠科の病院の予約を入れてくれたのは、

学校の先生でした。

本当は2ヶ月待ちだったのに、

「そんなに待っていられない、今すぐにでも死んでしまいたい!」とごねたら、

学校の名前を出して無理やり2週間後に予約をねじ込んでくれた。

 

その時に予約できたのは

夜間睡眠ポリグラフ検査という、

夜にぐっすり眠れているかどうか、脳波や筋肉の動きを観察するものでした。

 

ナルコレプシー、あるいは特発性過眠症は、

この検査で、夜間の睡眠が充分にとれていることが分かったにもかかわらず、

翌日の昼間の眠気が強いときにつく診断です。

(だから、睡眠障害=夜眠れていない    ではない)

 

検査で「異常なし」だったものですから、

とても肩を落としました。

 

一応、ナルコレプシーの疑いでベタナミンを処方されましたが、当時の主治医は生活習慣による眠気だと判断しました。昼間の眠気の強さをはかる反復睡眠潜時試験もなく、投薬治療が打ち切りになります。

この辺りの事情はまた今度にします。

 

当時、ナルコレプシーの検査と治療ができるクリニックは限られており、事実上関東のここしかありませんでした。

 

後に私は就職して、九州に行くのですが、

そこで職場の方に福岡のクリニックを紹介してもらうまでの10年間、

過眠症の症状とは一人きりで向き合ってきました。

「過眠症を疑って専門の病院で検査したけど、異常なしと言われました。」という立場で。

 

昼間起きていられないという、

受験にも、大学生活にも、就活にも、

社会人デビューにも、結婚にも、

過眠症はずっとついてまわる大問題でした。

 

だけど、

その深刻さを真剣に分かち合える人は

誰ひとりとして現れませんでした。

 

「眠いから、会社員はできないと思うので進路を決めかねています」と言ったって、

私に自営業をすすめてくれる人はいなかったし、

どうやったら雇われて働けるのか一緒に考えて相談にのってくれる人もいなかったのです。

 

だいたい、私の眠さがどんなものか分かっていない人とは最初から話が噛み合わないのです。

親切な人ならいるけど、

過眠症のことだけはとても心を開いてどうこうなる

問題ではなかったのです。

 

患者会では、

理解してくれなかった人たちにかなり辛辣な言葉を述べる人がいる。

私も、同じ気持ちをもっていて、自分で言うのは抑えているけど、

「そーだ。そーだ。もっと言え。」と思う。